桜と一言で言っても日本にはたくさんの種類があることをご存知ですか?
桜のことを知って見上げてみれば、こみ上げる思いも深まりますので見てください。
図解
桜の違いさらに詳しく…
日本の桜と言えば”ソメイヨシノ”ですよね。
淡い色の花びら、短い花期、旅立ちの時期にぴったりな儚さを兼ねそろえた品種です。
しかしソメイヨシノに高齢化の波が来ているのはご存知でしょうか?
ソメイヨシノについて
ソメイヨシノはもともと一本の原木から接ぎ木で増えています。
すなわち彼らはみんな同じ遺伝子を持つクローン。
クローンゆえ同じタイミング・同じ色味で咲き美しいわけですが、今、戦後の全国各地に植えられたソメイヨシノたちが一斉に寿命を迎えています。
クローンはテロメア(染色体を守る物質)が短いことから長生きはできないのです。
また、1本が病気に感染すると他の木々に広まりやすいというクローンならではの弱点もあります。
ソメイヨシノに種とかないんか…?
接ぎ木によりクローンとして生まれたソメイヨシノたち。
植物なのに種はないのでしょうか?
結論、種はあるんです。

田舎の野山に勝手に(?)咲いている桜は多くが種から育ったものでしょう。人間が接ぎ木していないのに生えているので。
なんで種から育てないで敢えて接ぎ木=クローンでやってるの?という疑問が湧きそうですが、
・花の色がバラバラになる
・咲く時期もバラバラ
・見た目もなんか違うくない…?
というわけでソメイヨシノは鑑賞のため徹底的にクローン×100されているという背景があるのです。ちょっとかわいそうな気もする。。。個性とは。。。
そんなソメイヨシノに取って代わろうとしているのがジンダイアケボノです。
強キャラ、ジンダイアケボノ
ジンダイアケボノはソメイヨシノよりもピンク色が濃いめ。木の高さは低め。
下の写真を見てみてください。
左がソメイヨシノ(染井吉野)、右がジンダイアケボノ(神代曙)です。
ジンダイアケボノは幹がすくっとまっすぐに育つことが多いようです。樹高と言い、街路樹としても管理しやすわけですね。
「ジンダイアケボノはクローンじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、実はジンダイアケボノもクローン。
「え!じゃあソメイヨシノと変わらないじゃん!」とツッコミをうけそうですが、ジンダイアケボノには系統が複数あるのです。
キャラクター1つでゲームを強行突破しようとするクローン⇒ムリゲーソメイヨシノ
クローンだけど色んなキャラクターがいるからパーティーで攻略できる⇒ジンダイアケボノ(オオシマザクラ系・ヤマザクラ系他)
ざっくばらんには👆のようなイメージです。
要するに、クローンかどうかが問題なのではなく、同じクローンで日本全国を埋め尽くしてしまったことが問題なんですね。
桜には色々な種類があるということ!
日本の春と言えばソメイヨシノ、そんなソメイヨシノの高齢化問題、それらを克服するのは多様性ということ…ちょっと壮大な話になってしまいました。
詳しく知ってくださったあなたは、これから「あ、桜」じゃなくて「あ、ジンダイアケボノ」とつぶやけるかもしれませんw
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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